自分から別れを切り出して別れる事になってしまったあと、やっぱり復縁したいという気持ちになって相手に猛アタックするも、すでに相手の気持ちは冷めていて復縁できないケース、というのがかなり多いです。
まず、「自分から別れを切り出す発言」「自分で終わりにしてしまう発言」を絶対にしないと神に誓ってください。
これは本当に情けない事でかっこ悪い事です。
もちろん美しくないし醜い行為です。
あなたも、自分で別れを切り出す系の発言をしたことがあると思います。
復縁したい人はだいたい下記の様な発言を必ずしています。
この様な「自分から恋を終わりにする系発言」をしているはずです。
この様な言葉があなたの口から普通に出てくるのを治さない限り復縁はできません。
なぜならこれらの発言は「自分が自分に自信を持てない事を、相手のせいにしている発言」だからです。
かくいう私もこれを言った事があります。
昔私が付き合っていた女性がかなりの酒飲みでした。
とにかくお酒が大好きで、そのたびに酩酊するのです。
しかし私は実は喘息持ちで、お酒が飲めません。
(喘息の人は、アルコールによって気道の粘膜がすぐに炎症を起こしてしまう人が多いのです)
私はそれをずっと気にしていて、
自分に自信がなかった私は「どうせお酒を飲めない俺と一緒にいても楽しくないんでしょ。お酒飲める相手と飲みに行けばいいじゃん」と言った事があります。
なんと情けない発言でしょう!
私の本心は、
「俺にかまってかまって!俺の事をもっとかまって!お酒飲めなくて情けない気持ちになっている俺だけど、そんな俺の事をまだ好きでいて!お願い!好き好き!」という気持ちなのに、
「どうせお酒を飲めない俺と一緒にいても楽しくないんでしょ。お酒飲める相手と飲みに行けばいいじゃん」という発言をすることによって、自分の立場(無駄なプライド)を守ろうとしているのです。
その結果、その彼女はお酒が飲める男性とデートするようになり、浮気をして私のもとからいなくなってしまいました。
自業自得ですね。
自分で「お酒飲める相手と飲みに行けばいいじゃん」と言ったのですから。
彼女はその通りの事をしたまでの話です。
これが「自分で別れを切り出して失恋するケース」の典型です。
このマインドセット(価値観)が治っていないと、例え元恋人とLINEしたとしてもまたすぐに同じ事を言ってしまいます。
例えば、
あなたは相手の事が好きですから、相手と楽しくLINEしようとします。
しかし相手はまだあなたの事を警戒していて、おっかなびっくりな感じ・心の壁がある感じでLINEを返してきます。
その時にあなたはきっとこう言ってしまうでしょう。
「私と(俺と)とLINEしてても楽しくないんじゃない?」と。
相手としては、この様な事を言われた途端に「はいそうです、アナタはつまらないです」と思い、一気に気持ちが冷めてしまいます。
もちろんそれ以降、LINEが続くわけがないですし、既読スルーされるでしょう。
復縁できませんね。
自分から恋を終わらせる発言をしないで下さい。
そういう発言をしてしまうのは自分に自信がないからです。
たくさん自分磨きをして、自分に自信をつけましょう!
前回のブログでは、「自分で別れを切り出して失恋してしまうマインドを変えよう」という話をしました。
自分で終わりにするような発言、
自分でピリオドを打ってしまうような発言は、
恋愛・復縁に限らずあらゆる人間関係において言うべきではない事なのです。
そして、その様な発言をしてしまう性格を一般的には「ひねくれてる」と言います。
ひねくれてる人は、結局すべての人に嫌われていきます。
ひねくれている人は、自分の自信を無さを隠すために、「本心ではない事」を言います。
相手としては、その発言が本当なのか「ひねくれ発言で本心ではないのか」がわからなくなり、面倒になってしまって「この人と話すのをやめよう」と思ってしまうわけです。
さて、この様なひねくれ発言を治すには、ひねくれ発言によって自分が守っているものは何なのかを明確に理解する必要があります。
◆いったい、何を守ろうとしてひねくれ発言(本心ではない発言・かまってちゃん的な発言)をしているのか?
◆どうしてその様なひねくれ発言をするようになってしまったのか?
この2点を特に深く考える必要があります。
おそらく、ひねくれ発言によって守ろうとしているのは「あなたのプライド」でしかありません。
ひねくれ発言は、「自分の心が傷付く事を防ごうとする防衛機制」の一種です。
自虐的発言(どうせ俺はブサイくだし、等)と似ていますね。
自分のプライドが傷付くような現実を見たくない、見たとしても傷付きたくないから、その様な発言をしてごまかしているわけです。
では、どうしてその様なひねくれ発言をするようになったのでしょうか?
これはほぼ間違いなくあなたの幼児期~青少年期に問題があります。
簡単な例としては「子供の頃に何か悲しい出来事があって、それ以降、悲しい出来事が起きそうな時には事前にひねくれ発言をして自分のプライドを守ろうとするようになった」などがあります。
また、「周囲の人達に否定されたり馬鹿にされ続けた人生だったため、自分の心を自分一人で守り切るには、ひねくれ発言をすることによって心の防御力を事前に高めるしかなかった」などもそうですね。
「どうせ私(俺)の事、嫌いなんでしょ」という様なひねくれ発言は、「嫌いだよ」と言われた時の心のダメージを低減させるための「防壁」になっているのです。
それがわかったら、もう何も怖がる必要はありません。
「ひねくれ発言によって一時的には自分のプライドが守られるが、毎回毎回失うものが大きすぎる」という事を強く意識してください。
ひねくれ発言は「割に合わない」のです。
自分の小さなプライドを守るために、人から「あいつウザい」と思われて距離を置かれてしまうのです。
本当に悲しい事だと思いませんか?
こんな割に合わない「損」な事をやる必要性なんてありません。
ひねくれ発言を治して、より良い人生を送り、復縁を実現させましょう!