モラハラが原因で恋人や配偶者に捨てられたというケースはかなり多いです。
そしてモラハラの人たちは自分がモラハラであることに気づいていない場合が多いため、相手から捨てられて初めて自分が相手をどれだけ傷つけていたかに気付き、復縁を求め始めます。
しかし相手としてはそのモラハラが治らなければ復縁などできるはずがありません。
ここでは、モラハラをしてしまって恋人や配偶者に捨てられてしまった人が、自分自身の力だけでモラハラを治す方法を詳しく解説していきます。
そしてモラハラの人たちは自分がモラハラであることに気づいていない場合が多いため、相手から捨てられて初めて自分が相手をどれだけ傷つけていたかに気付き、復縁を求め始めます。
しかし相手としてはそのモラハラが治らなければ復縁などできるはずがありません。
ここでは、モラハラをしてしまって恋人や配偶者に捨てられてしまった人が、自分自身の力だけでモラハラを治す方法を詳しく解説していきます。
①常に敬語で話してモラハラを抑制
モラハラの人がモラハラ的な発言をしてしまう時には相手のことを見下している場合が多いです。
相手を自分より目下の人間、レベルの低い人間だと思っているので見下す発言になってしまいます。
あなたが復縁したい側なのにも関わらず、元恋人や別居中の配偶者に対して少しでも見下す口調で話をしてしまったら復縁できるわけがありませんよね。
ですからまず第一に基本的に誰に対しても敬語で話すようにしてください。
敬語をあなたのトークの初期設定にしてしまいましょう。
そうしなければもし元恋人や別居中の配偶者と会って話す機会があったときに無意識的にモラハラ発言が出てしまうかもしれません。
少しでもそれが出てしまったらやはり何も変わっていないと思われ復縁にはつながりません。
ただし、敬語を使うときには嫌味にならない様に気をつけましょう。
相手を見下しながら敬語を使うと大変嫌味な敬語になりモラハラレベルが上昇してしまいますから復縁にはつながりません。
モラハラな人はとにかく自分より弱い人に対してそのような発言をしますが、目上の人間に対しては礼儀正しい敬語を使います。
モラハラの人は嫌味ではない礼儀正しい敬語を間違いなく使えるわけですから、自分の恋人や配偶者を自分の会社の上司だと思って話すようにしてください。
そうすればモラハラレベルが大きく下がり復縁も近づいてきます。
②ひどいモラハラ動画を思い出す
「気まぐれオレンジロードの夫婦喧嘩」というモラハラ夫とその妻の絶望的なモラハラ喧嘩動画があります。
「鏡の中のアクトレスの夫婦喧嘩」とも言います。
もし上記の動画が削除されていたら「気まぐれオレンジロード 喧嘩」で検索してみて下さい。
これは昔からネット界隈で有名で、転載を繰り返されて今もなおインターネットの世界から消えることなく残っているものです。
モラハラをしている人はこの動画の夫と同じです。
完全に最初から妻を馬鹿だと思っており、
会社の使えない部下を叱るように妻を問い詰めます。しかもその内容は単なるきまぐれオレンジロードの主題歌に関してという実にくだらない内容です。
しかしモラハラ夫は自分の話が通じないことに腹を立て、徹底的に妻を叱り続けます。
妻の方も妻の方でなかなかヒステリックなのですが、注目してほしいのは夫の発言・言い方・尋問方法です。
この動画は本当に世の中のすべてのモラハラを直したい人が必ず見なければならない教材です。
実際私も自戒の念を込めて自分の妻と一緒にこの動画を見ました。
一度見たらもう二度と忘れられませんし、同時に何度見ても飽きることがありません。
実際に何度も見ていますので、自分がモラハラ発言をしそうな時にふとこの動画が脳内に自然と蘇るのです。
この動画を見ながら私と妻は大いに楽しく笑いあいながらも真剣に議論しました。
男性である私から見ると、確かに理屈上は夫の方が合っているように見えるのです。
妻は夫の質問にいつまでたっても答えないし、質問しても全く違う答えが返ってきたりしてイライラします。
しかし私の妻が言うには、明確に「あなたのご質問の答えはこうです」という発言を動画内の妻はしていないものの、話の脈絡の中ではしっかり夫の求める答えを導き出していると言うのです。
具体的には妻が「あった!あった!」という部分で「あなたが正しいですよ」という事を意思表示しているのですが、夫は運転していますから「あった!あった!」だけでは何のことかわからないという構図なのです。
ちなみにこの動画の中では転載主が説明キャプションを入れており「自分の間違いを隠すためにトボける嫁」と妻の事を馬鹿にしていますが、それは間違いです。妻の「あった、あった」は「あなたの言う通りに検索結果にヒットしました(ごめんね)」のニュアンスなのです。
おそらくこの転載主も男性なのでそれが理解できないのでしょう。
やはり話の脈絡の中では妻は夫の質問に事実上は回答しています。
ただその回答は「あなたの質問の答えはこうです」という明確な回答の形になっていないので、モラハラ夫としては俺の質問に答えていないという意識になるのです。
そして夫のほうは、いつまでも明確な答えを用意してこない妻を見下して問い詰め続けるわけです。
まさにモラハラの典型例です。
もしあなたが今復縁を目指しているのなら、この動画を何度も見てください。
この動画の中で夫が言っているような事を、そして詰問、尋問するようなその言い方を、あなたもしていたのです。
この動画を見るだけでかなりモラハラレベルが下がります。
③モラハラ夫には相手と話し合う権利がない
モラハラを抜け出して復縁を目指すのであれば、何か相手と意見の違いが発生したときに「話し合う」という事を絶対にしないようにしてください。
私の復縁の相談者様の中にもたくさんいらっしゃるのですが、
「意見の違いが発生したら話し合わなければならない」
「別れるときには納得するまで話し合わなければならない」
「恋人なんだから、夫婦なんだから、話し合うのは当たり前」
とおっしゃる方がいます。
そういう方はほぼ全員モラハラです。
話し合うか話し合わないかは相手の自由で、相手が話し合いたくなければ、その相手の意見も尊重しなければならないのがコミニケーションです。
しかしモラハラの人は話し合わなければならないと思っている…
何故かと言うとモラハラの人は話し合いが得意だからです。
話し合いが得意で議論が得意なので話し合いによって状況を自分に有利にすることができると思っていますし、実際に今までの人生の中でそうして生きてきているのです。
話し合いによって自分を守り、話し合いによって相手を攻撃し、話し合いによって自分の自尊心を守ってきたのです。
それが得意だからこそ相手を話し合いの壇上に引き出そうとするのです。
そしてそれを無意識に相手に押し付けていたからこそ、モラハラな人は相手から愛想つかされ別れを告げられているのです。
ですから復縁を目指すのであれば自分には他人と話し合う権利は無いのだと自覚しましょう。
この時にマイナスイメージを持つ必要はありません。
自分がダメな人間だから話し合いをする権利は無いのだと考えると自己肯定感があまりにも下がってしまいますし、やりたくなくなってしまいます。
そうではなく、あなたの話し合いセンスは天才的に攻撃的だから、その刃を抜いてはいけないということなのです。
ボクサーが街中で喧嘩をしてはいけないのと一緒です。
モラハラの人には話し合う権利がそもそも存在しないと思ってください。
モラハラの人の話し合いは話し合いではなく単なる攻撃です。
どんな話し合いをしても必ず攻撃になります。
20年あるいは30年にわたってそのやり方で生きてきたのですから、もうそれは変わりません。
変わらないからこそ「話し合わない」という選択肢しかないのです。
どのような意見のすれ違いがあっても話し合いをするのはやめてください。
その相手の意見に納得できなければ相手と別れるだけです。
別れたくなければ相手の意見に合わせてください。
その二択しかありません。
モラハラの人はそのような運命を背負ってしまったのだと前向きに諦めて生きていきましょう。
④復縁のために「納得する権利」も放棄せよ
モラハラの人は、納得できないと納得できない心の病気だと自己認識してください。
表現が難しいので「納得できないと納得できない心の病気」という表現が最も適切だと思います。
なぜなら強迫性障害というわけでもなく、発達障害というわけでもないからです。
ただ納得できないと納得できないのです。
だからこそ上記のきまぐれオレンジロードモラハラ動画でもモラハラ夫がやっていたように、納得できるまで相手を尋問するのです。
「こいつ馬鹿だなぁ、もう聞くのやめておこう。かわいそうだし」と気持ちを切り替えることができないのです。
ですから復縁を目指すのであれば、今後納得できない状況を受け入れていく練習をしなければなりません。
そもそも今復縁を目指しているのも納得できない状況だと思いますから、その納得できない苦しみに耐え続けること自体が1つのモラハラを直す訓練になります。
モラハラが原因で恋人と別れたり配偶者と離婚問題になっているのであれば、あなたは今まで相手に散々納得させ続けてきたはずです。
相手は苦しみながらやむを得ず納得したふりをして我慢し続けたのです。
ですから復縁を目指すのであれば今度はあなたの番です。
あなたが「納得できない状態」を心をフラットにして受け入れ続けることこそが、相手に対する罪滅ぼしにもなるのです。
そしてそのフラットな心の状態は心の余裕感や包容力につながり、最終的に復縁へとつながっていきます。
⑤言葉ではなく行動と笑顔でコミュニケーションを
モラハラをしてしまう人にとって言葉は呪いですからできるだけしゃべらないほうがいいのです。
得意な「言葉」で相手とコミュニケーションを取るのではなく、苦手な「行動と笑顔」でコミュニケーションをとりましょう。
言葉以外のコミュニケーション手段を習得する事は復縁にとっても大きなプラスになります。
復縁を成功させるには人間的魅力が大切です。
言葉のレトリックやトーク力だけで復縁が成功するほど復縁活動は甘くは無いのです。人間としての魅力が大切で、魅力ある人は非言語コミュニケーションが上手です。
ある程度やり方を把握すれば柔軟にいろいろできるようになりますから前向きに努力していきましょう。
例えばあまりしゃべらなくても、会社で出張があったときにはその出張先の銘菓を少し買って帰ってきて会社の人たちに配ってあげましょう。
またその出張先に珍しい観光地などがあったのであれば、その写真を撮ってコンビニやイオンなどで2、3枚程度プリントアウトして、会社の掲示板やそのお菓子の箱の上に置いておきましょう。
それだけであなたの気持ちは全員に伝わります。
一言も話をせずとも最高のコミュニケーションを取る事は可能なのです。
このようにして言葉によらないコミュニケーション方法を習得することによってあなたのモラハラレベルはどんどん下がっていくとともに、復縁も近づいてくることでしょう。
⑥睡眠をとり休息を十分に
睡眠時間が不足していると誰しもイライラします。
人に対して怒ってしまう時、イライラしてしまう時、嫌味な事を言ってしまう時は、
間違いなく十分に休養をとっていない時です。
しっかり睡眠をして、おいしい食事もとって、適度な汗もかいて、心身ともに健康で元気な時にはイライラしませんよね?
モラハラ発言も同じです。ストレスレベルが低いときにはモラハラ発言はあまり出ません。
ですから意識的に十分な睡眠を取るようにして下さい。
私が実際にやってみて効果があった睡眠改善法は、アロマオイルです。
オレンジやベルガモットなどの柑橘系のアロマオイルを寝室に香らせて寝ると、早めにやや深い眠りに落ちることができました。
しっかり睡眠を取るだけでモラハラレベルが下がり復縁可能性も間接的に上がりますからぜひチャレンジしてみて下さい。
⑦騒音の中のマインドフルネスで脱モラハラ
イライラする納得できない状況の中で、そのイライラと納得できない状況をそのまま受け入れるのがモラハラを脱出するための大切な方法です。
マインドフルネスとは、周囲の状況に左右されず、また自分自身も周囲の状況を評価せずに、捕らわれのない状態で今の自分の状況を受け入れるための瞑想のことです。
このマインドフルネスは基本的に静かな場所で行うものだとされていますが、モラハラを抜け出し復縁を成功させるためにはぜひうるさい状況でこのマインドフルネスの瞑想を行ってみてください。
例えば大きな駅の人混みの中のベンチに座り、その耳障りな喧騒の中で一時間瞑想を続けてみましょう。
意識的にそれを行えば例え耳障りな喧騒の中でも意外に自分は冷静でいられることに気づくと思います。
イライラさせる環境や自分の注意力を散漫にさせてくる環境の中でマインドフルネスの瞑想を行うことによって、その環境をありのまま、納得できないまま受け入れることができるようになるはずです。
納得できない状況をそのまま受け入れるという事は、納得できない相手の主張をそのまま受け入れる練習になります。
反論せず議論せず口論して打ち負かさず、相手の主張をただ受け入れてあげることができるようになれば、もはやモラハラをほぼ脱出したと言っても過言ではありません。
そしてそうなれば心に余裕や平穏が訪れますから、表情にも穏やかな変化が現れます。
あなたの元恋人や配偶者がそのあなたの表情を見れば、復縁という選択肢も頭に浮かんでくるはずです。
⑧モラハラ特権意識を貴族レベルまで高める
モラハラの傾向が強い人は特権意識が強い傾向があると言われています。
自分は他の人より努力してきたから他の人よりも世の中の正しいことがわかっている。だから特別な存在だ。
自分はお金持ちの家に生まれてきたから、貧乏人には経験できないようなことをたくさん経験してきた。だから俺の発言は正しいのだ。
自分は親からも同じように厳しく注意されたり叱られて育てられてきた。だから俺も厳しく注意したり叱るのは当然だ。
などという病的な特権意識があるので、自分より目下の愚か者たちを厳しい尋問によって教育してもいい、教育しなければ愚か者たちは何も理解できないと心の中では思っているのです。
本来ならそれを完全に無くすべきなのですが、それは何十年にもわたって刷り込まれてきた特権意識なのでなかなか完全になくすことは難しいのです。
そこでその特権意識を逆方向に強めてみましょう。
本当に特別な人間は、目下の人間が苦しむことを行いません。
本当の高貴な貴族や王は、民が愚かな行動をするのを見守り無理に介入しようとしません。
本当に立派な貴族は他人の主義主張を自分の主義主張で染めようとはしません。
常に慈悲と慈愛の心を持って、そして相手という存在を尊重し尊敬して交流するのが本当の美しい特権階級です。
モラハラをしているような人間は、
歪んだ特権意識に侵され、
相手を口論で打ち負かすことで一時的な自己肯定感を手に入れているだけの、
醜い偽物の特権階級だと強く思ってください。
それに比べて自分はどうか。
美しい本物の精神的特権階級の人間として立ち振る舞うことができているか。
人を認め、人を喜ばせ、自らを犠牲にし、人の幸せを常に願う本物の精神的特権階級として他人とのコミュニケーションをとることができているだろうかと常に自問してください。
そうすればモラハラの非常に大きな原因だと言われているその歪んだ醜い特権意識から解放され、人として美しい生き方を手に入れることができます。
復縁を目指すのならそのくらいの強い意志を持って自分の生き方を変えていきましょう。
⑨モラハラは治り復縁できると信じる
インターネットを検索していましたら「僕はモラハラだけどモラハラは絶対治りません」というような記事を見つけました。
しかしその考えこそが完璧なるモラハラです。
なぜなら「モラハラは治らない」という自分の理屈が正しいと思ってるからです。
その人は、
治せなかった自分が悪いと思えないのです。
治せなかった自分の能力が低かったのだと思えないのです。
常に自分が正しい、自分の考えが正しい、だからこそモラハラが治らないなどと言ってしまうのです。
もしモラハラが治るのであれば自分の努力が足りず自分のやり方が間違っていたことになってしまうので、それを認めたくないわけです。
しかしモラハラは治ります。もちろん治したいという意識がない人を治すのは確かに無理でしょう。
しかし自分自身がモラハラをどうにかしたい、モラハラの生き方を変えて復縁を成功させたいと願うのであれば必ずモラハラは治ります。
実際私自身もモラハラの傾向はかなり強かったのですが、現在はその傾向はほぼなくなり、穏やかな生活ができています。
もちろんいまだにイライラすることが発生します。普通の人であればイライラしないようなことに対してもイライラします。
特に、
仕事をしない人や、情けない考えを持っている人、すぐ諦めてしまう人に対してはいまだにイライラしてしまいます。
しかし私は上記①〜⑨の努力を全てやりました。
その結果イライラが浮上してきてもすぐに対応できるようになったのです。
ですからあなたのモラハラも治ります。
治ると信じて、あなたの最愛の人を取り戻して復縁するために笑顔で前向きに努力しましょう。
下記動画は私の動画です。ぜひご覧ください。
※この記事を書いた著者
平成18年から探偵業界に入りありとあらゆる男女トラブル解決を経験する。YouTubeで復縁工作の情報発信を始めた初の探偵屋でYouTube復縁界隈では最古参。プロフィールページにさらに詳しく私の略歴を記載しています。ネット復縁工作の各コースのご説明はこちらからどうぞ
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